アメリカの成績制度
アメリカの大学は、ABCDの4段階評価(4ポイント)で成績を付けます。F(Fail)になるとポイントがつきません。ポイントは平均成績(GPA:Grade Point Average)を算出するために使用します。
Grade | Point |
---|---|
A+ | |
A | 4.00 |
A- | |
B+ | |
B | 3.00 |
B- | |
C+ | |
C | 2.00 |
C- | |
D+ | |
D | 1.00 |
D- | |
F | 0.00 |
GPAは、クラスごとの成績(ポイント)×単位数を、足し合わせていき、それを全クラスの合計単位数で割ったものになります。つまり、加重平均評価となるので、単位数が多い科目の成績がよければ、GPAも高くなりやすいです。
算出例
数学4単位(成績A)、英語4単位(成績B)、化学4単位(成績C)、歴史4単位(成績C)、音楽1単位(成績A)の場合:
数学(4x4=16)+英語(4x3=12)+化学(4x2=8)+歴史(4x2=8)+音楽(1x4=4)の合計48を、
合計単位数17で割った、2.8がGPAとなります。
簡単にイメージすると、オールAの場合はGPA4.0、オールBの場合はGPA3.0なので、厳密に計算をしなくてもとった成績からGPAがどの程度かはなんとなく推測できます。
日本とは違い、アメリカの場合、成績が重視されます。特に他大学への編入を考える場合は、GPAは3.0以上はキープしたほうがよいでしょう。一流大学に編入したい場合、できるだけGPA4.0に近づける必要があります。
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