夢が叶う in the U.S.
プロフィール: M.Kさん、30歳女性、2004年〜2005年にペンシルバニア州の大学に留学
私が通っていた公立の高校では、3年時にメキシコからの留学生が来る事になりたまたま彼女はわたしの席の前に座りました。
もちろんスペイン語が話せない私ははじめ焦りましたが、英語も話せる彼女との会話をつたない英語でどうにかコミュニケーションを図ろうと努力しました。次第に、自分とは違う国で生まれ育った彼女自身についてや異なる考え方、ものの見方にとても興味を持つようになりました。
これが、海外とくにメキシコの彼女も留学していたアメリカ、世界の中で文化?経済が中心であるアメリカへ渡航し新しい世界をこの目で見て体験したいというきっかけとなりました。
私はアメリカ留学を決意し、そのシステムが充実している大学へ入学しました。遡ると、中学、高校は学校の勉強をただしっかりと自分が理解できるよう勉強したに限ったと思います。中学の教科書で学んだ事は日常英会話の多くの部分を占めますし、そこで基礎をしっかりと身につける事がその後の英語習得への鍵となると思います。
大学では留学生のいるインターナショナルサークルに入ったり、同じ授業に外国の生徒がいるとあいさつからはじめ、徐々に友達になり、英会話を教えて貰う事が多くなりました。自分でも高校生のときから好きだった洋楽のアーティストの音楽を聴いたり、洋画をよく字幕で観たり、その字幕を英語にしてみたり、海外テレビドラマを録画してなんども観て英語を少しずつ習得していきました。
大きな寮で、はじめのセメスターは、決められたアメリカ人との2人部屋での生活からのスタートでした。彼女は、おとなしいと思っていた日本人とルームメートになりたかったため日本人を募集し、わたしと同じ部屋になりましたが、はじめのやりとり(日本にいる際からメッセージのやりとり)も、あまりうまく行かず、現地に着いた際も挨拶は交わすもののその他の会話は話しかけてもとっても大人しい方でした。 2段ベッドの上をとってくれるなど優しい面もあり、迷惑をかけられたことなどない良い子でしたがとくに友情は育めなかった事を残念に思います。
24カ国からの留学生が来ていたため、インターナショナル的な活動は多くあり、留学生同士の交流があったため色々な活動に参加できました。また、寮での部屋が両隣のアメリカ人たちはフレンドリーで挨拶をすると話しかけてくれるようになったり、パーティに誘ってくれるなど、自分の行動次第でオープンに付き合ってくれるのがアメリカ人の気質なのではないかと思うので友達作りの点ではあまり心配はいらないのではないかと思います。
留学生用のプログラムでの授業は、アメリカ人とではなく各国からの留学生(中南米、中東、アジア、ヨーロッパ)と一緒に授業を受けました。意識の高い生徒が多かったように思います。やはり宿題も授業の難易度も高いのがアメリカの大学の特徴だと思います。
一般の現地のアメリカ人学生たちとの授業では自分の意見を日本人よりはるかに良くもつよう教育されて育っているためか、授業では手を挙げる生徒が多く、当てられても結論から、 Becauseへ繋げて発言する姿が印象的でした。
2セメスター目ではルームメートが変わり、今でも親友と呼べるアメリカ人の同級生に出会い、授業のわからないところを教えて貰ったりしていました。
その他、チューター制度などあり、わからない授業の問題を教えてくれる生徒もいるため、そのようなところで学校によっては探せば授業へついていくバックアップなどもある場合もあるかと思います。
帰国後は日本の会社に就職しました。その後英語関係の仕事などをスタートさせています。
留学で得られたものは計り知れません。アメリカという多民族国家に住み勉強する事で、実際にその方たちと語り合う事でしか得られない貴重な経験をしたと思います。
また英語を学ぶのはやはり現地が一番、四六時中英語を耳にすると自然に身に付いていきます。また身に付いた英語でどんどんアメリカ人と関われるよう楽しみながら学ぶ事で成長できると思います。
アメリカ留学を考えている人へ
行って後悔することはないと思います!!それよりも、多くのプラスの事を周りから、自分から得られる体験になると思います。世界基準で物事を観れるようになるきっかけになるかもしれません。
勉強をしっかりすることは大事な事です。そして週末にはパーティに参加してアメリカ人とのネットワークを広げましょう?
どんなに大変な境遇にあっても自分のエネルギーを信じて、何事も経験だと前向きに取り組めば、人生においてアメリカで留学し暮らすということはその後の人生での大きな糧になることと思います。頑張って下さい!!
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