国民年金

国民年金について

国民年金は20歳から60歳までの人が入る、公的年金制度のことを言います。今は毎月約15,000円の支払いとなっていますが、この支払い価格は毎年約280円ずつ上がっていて、約17,000円程度まで上がる予定になっています。20歳になると加入が義務付けられ、65歳以降は毎年80万円程度が支給される仕組みです。もしなんらかの事情で途中で払えなくなっても25年間以上支払っていれば減額されますが支給はされることになっています。

 

海外在住中は加入が必要?

では海外に住むことになった場合の年金はどうなるのかについてですが、住民票の転出届を出して海外在住者となった場合には、国民年金の加入は任意となります。海外に住んでいる場合はカラ期間とされ、年金を払っていない状態になります。通常25年間の支払い義務がありますが、例えば海外に20年間済んでいれば、あと5年間加入すれば受給の対象となります。しかし減額にはなりますので、あくまで受給の対象になるかならないかの違いだけです。

 

留学中の国民年金の支払い方法

留学中に国民年金を支払う場合は、以下の方法があります。

  • 家族や親戚に代わりに支払ってもらう
  • 自分で支払いをする(日本国内に開設している預貯金口座から引き落とす)

以前は日本国民年金協会が代理支払い手続きをしてくれていたのですが、平成25年に解散してしまいました。口座から引き落としをする手続きについては、各市町村の窓口にてご確認ください。

 

日本に一時帰国する際の扱い

日本に一時帰国して、病院へ行きたい場合には、住民票の転入届と健康保険加入が必要になります。転入届を提出、つまり日本に住所を有する場合は、国民年金の強制加入被保険者となり、国民年金への加入手続きも必要になります。任意で払い続けていた人も再度申請を行う必要があります。日本で転入届を提出した期間だけ、国民年金の支払いと、健康保険の保険料の支払いをすることになります。支払いの請求は1ヵ月後に来ますので注意しましょう。

 

日本年金機構

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