留学費用と奨学金
私の場合、奨学金をもらいながらの留学でしたが、全てカバーされているわけではなかったので、学費の負担は大きいものでした。日本であれば国立に通えば、少ない費用でバイトをしながら大学へ通うことも可能だったと思います。やはり留学は、アメリカの学費と、海外で生活するという負担がありますので、日本の大学よりもお金がかかるといえるでしょう。
主な留学費用
- 教育費(授業料、教科書代等)
- 生活費(滞在費、食費、光熱費、電話、インターネット等)
- 交際費(外食、レジャー等)
- 交通費(車、ガソリン代、車の保険料、通学バス)
- 申請料(パスポート、ビザ等)
- 渡航費用(航空チケット、一時滞在ホテル、海外旅行保険等)
留学費用を浮かせるには?
留学斡旋業者の費用を浮かせる
まず留学斡旋業者の費用を浮かせることができれば、数十万〜100万単位でお金を浮かせることができます。ネットを活用し必要な情報や手続きを行いましょう。留学先は、ニューヨークシティなどの都会の学校より、地方のほうが授業料も生活費も安く済みます。また、私立よりも州立の大学のほうが費用を浮かせられることが多いです。
忙しいビジネスマンなど、どうしても留学準備の時間が捻出できない場合は、時間をお金で買うという意味で業者に依頼するのは合理的です
中古の教科書を利用する
教科書は日本のものと比べて高く、数百ドルする分厚いものを毎学期そろえる必要があるため、費用がかさみます。アメリカの大学では構内や近所の書店などで、生徒が以前使用した教科書の古本が売っていますのでそれを購入し、クラスが終わったら売却するというのが賢いやり方です。古本には、前に生徒が重要な箇所をアンダーラインが引いてあったりして、参考になることも多いです。現在ではアマゾンのマーケットプレイスなどでも中古の教科書を安く手に入れられる場合があります。
自炊と寮のカフェテリア利用で食費を浮かす
食費は、自炊をするか、寮のカフェテリアなどを利用します。最近では日本食の食材を安く手に入れられるようになってきましたが、まだまだ地方では手に入りづらいですし、割高です。米の値段は日本よりも安く、おいしいカリフォルニア米などが手に入ります。中華料理などがビュッフェスタイルで手軽に低価格で食べられるところが多いですが、食べ過ぎると具合が悪くなったりしますのでお気をつけを。
航空券はネットで格安チケットを利用
航空券は安い価格のものをインターネットで購入しましょう。旅行会社もいいですが、格安チケットをネット上で価格を比較しながら購入できるサイト(Expediaなど)もありますので、こういったサービスを利用しましょう。頻繁に帰国しないことをオススメしますが、夏休みなどの3ヶ月程度の長期休暇があればバイトもできますし、日本にいる間に美容院や歯の治療などをすることをオススメします。
お金をかけずに息抜きをする
娯楽は日本ほどお金はかかりません。アメリカの学生は基本的に日本の大学生ほどお金を使いませんし、お金を使わずパーティーをしたり、キャンパス内の様々な施設を利用して楽しむことをしています。学生割引で利用できる施設などもあります。こういった遊び方のほうが、英語力を磨くには役に立つでしょう。アメリカから近いカナダへ行ったり、帰国の際に寄り道をすることで、日本から海外旅行をするよりもお金をかけずに旅行を楽しむこともオススメです。
費用が足りない場合は
日本から来るほとんどの留学生は両親がお金を支払っていますが、一度社会人を経験した人など自費で留学している人もたくさんいます。基本的に留学をする際学生ビザで渡米していますので、基本的には働くことができません。学校内のアルバイトや近所で許可を得た上で短時間のみ働くことはできますが、あまり稼げません。予めこのことを踏まえた資金計画を立ててください。足りないようでしたら、学生ローンを申請するか、成績優秀であれば返金義務のない奨学金(Scholorship)を得ることができる可能性もあります。
奨学金について
アメリカでは返済義務のない奨学金(Scholorship)と、返済義務のある奨学金(Student Loan)があります。返済義務のない奨学金は成績優秀で、かつ在学中は基準のGPA(2.5以上が一般的)を保ち、ボランティア活動をするなどの条件を満たすと得ることができます。学校や州によって違いますが、留学生にもアメリカ人学生と同等の奨学金を与えている場合もあります。
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