F-1ビザの申請手続き
アメリカへ留学する際、絶対に必要になるものはF-1ビザです。学生ビザとも呼ばれるこのビザは、アメリカで高校以上の学問を習う際に取得が義務付けられています。(専門学校へ留学する場合はM-1ビザという別のビザとなります。)一週間に18時間以上(フルタイム)での授業を受ける場合は、こちらのF-1ビザが必要になりますので、語学学校へ通う際にもフルタイムかどうかを確認する必要がありますので、ご注意ください。
ビザを申請するタイミング
目的の学校から入学許可証(I-20)という書類が送られてきたらすぐにビザの申請をしてください。他に必要な書類もありますので、それまでに準備をしておきましょう。一般的には新学期が9月から始まるため、6月から7月は混みます。通常2〜3日でビザを添付されたパスポート届くはずが、長いと3週間ほどかかることがありますので、留学予定の方はできるだけ早めに申請しておくほうが無難です。
関連サイト:入学許可証(I-20)
ビザの問い合わせ先
ビザの問い合わせは、アメリカ大使館に直接聞くのが一番早いでしょう。しかし、その前にアメリカ大使館やアメリカビザインフォメーションサービスのウェブサイトにアクセスし、必要な情報を調べておきましょう。特にアメリカ大使館ウェブサイトにある、「よくある質問」ページの非移民ビザの項目に必要な情報がありますので、確認しておいてください。
ビザ申請の手順
ビザ申請手順@:SEVIS費用の支払い
SEVIS費用を支払います。支払った証明になるI-901も手に入れます。
関連ページ:SEVIS費用の支払い方法
ビザ申請手順A:ビザ申請書作成
DS-160というビザ申請書を作成する必要があります。これはオンライン入力方式ですので、簡単に作れると思います。そしてパスポートの有効期間を確認しましょう。アメリカでの滞在予定期間より6ヶ月以上の残存有効期間がないと申請できません。ここは見落としがちな点ですのでご注意ください。
ビザ申請手順B:面接
アメリカ大使館に面接の予約を入れましょう。そして、面接予約確認書も用意しましょう(入管するために必要です)。それと6ヶ月以内に撮影した5センチ×5センチの証明写真を1枚用意する必要があります。これらの書類を用意した上で、面接の日時に大使館(もしくは領事館)へ行きましょう。
面接には以下のようなことを聞かれるようです:
- なぜアメリカに留学するのか
- 留学して何を勉強するのか
- 留学するのに必要な学費はあるのか
- 留学する上での英語力はどれくらいか
- 留学後、日本に帰国する意志があるか
面接後、早ければ3日前後でビザ申請の結果通知書が届きます。ビザ申請が下りた場合はパスポートにビザが貼られています。
このようにビザ申請は時間がかかりますので、I-20が届く予定日を計算した上で面接をいれておきましょう。少なくとも、出発予定日の少なくとも4週間前には面接を受けれるように準備を進めてください。
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