クラスの取り方と受け方
最初の学期にとるべきクラス
私はESLと並行していきなり大学の授業に出席したので、最初はかなり大変でした。私の学部は留学生が少なく、周りはアメリカ人の学生ばかりで、セミナー形式の授業についていくのは精一杯でした。
そうした中で気づいたことは、最初の学期は日本人にとって比較的容易な数学や語学的ハンデの少ない理系のクラスを多くとることが重要ということです。文学や歴史などの教科は特に困難です。また、日本人英語を出来るだけネイティブレベルにもっていくためにも、ライティングの授業を早い段階で取ることが非常に大切だと思いました。いずれにせよ、無理しないのが重要かと思います。
授業についていけなくなったらどうするか
授業についていけなくなることは、留学生だけでなくアメリカ人の学生にも起こりうることです。授業についていけなくなったら、教授のオフィスアワーに行ってアドバイスを得たり、TAから個人的な指導を受けたりするのがよいでしょう。
私自身がついていけない授業については、その教科が得意な生徒と一緒に勉強し、自分の得意教科を教えるようにしていました。また、アメリカの大学はライティングセンターがあったり、チューター制度があったりと学生をサポートするシステムが整っているので、そうしたサービスをフル活用するのもよいかと思います。
語学のハンデを乗り越えて優秀な成績を取る方法
私は語学のハンデにもかかわらず、ほとんどの授業でAを取ることができています。優秀な成績をとるためには、学期末レポートで高い評価を得ることが必須なので、ネイティブに自分のペーパーをチェックしてもらったり、早めにトピックを決めて準備したりすることが重要になってきます。
また、ペーパを書く前に教授に相談して、自分の考えていることがコースのカリキュラムにそっているかどうか、ユニークな内容かどうかを確認することも大切です。いずれにせよ、自分一人で勉強するのではなく、いろいろな人と相談するのが成功の秘訣です。
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